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とあるレストランで、外壁を不透明の銀色で覆われている箸立てに出会った。
その中にはナイフ、フォーク、スプーン、箸が、ペンのように立てられており、それぞれ柄の末端4cmほどが顔(この場合はお尻?)を出しているという状態で、いかなるときもこのセットが食卓に運ばれてくる(図1)。
ここで問題なのは、使いたいものをどうやって簡単に選択するかということだ。この状態では柄の一部しか見えておらず、取り上げるまでナイフかフォークかスプーンかわからない(さすがに箸は分かる)。こうなるとクジ運にたよるしかない。ただ柄の形は微妙に違ったりもするので、何度も利用している人はわかるかもしれないが、それでも完全に当てるのは至難の技だろう。
そこでいくつか改善策を考えてみた。
逆向き、即ち食事にふれる先端の部分が天井を向くように入れる(図2)。しかしこれから食べ物をつつくところを指で触るのは気持ちのいいものではない。それにつかみにくいし、子どもなどはケガをするかもしれない。
底の部分を一部透明にする(高さ5cmくらい?図3)。しかしさわらないで当てるのにはまだほんの少し難しい(紐の先端に飴玉がついていて、それの束から一本ひっぱって当てる駄菓子よりは簡単?)。それではそれを発展させ、ほとんどもしくはすべてを透明にする。しかしこの箸立ての外壁に、奇妙な絵や柄が入っていたら、デザイン性が損なわれるかもしれない。
ナイフ、フォーク、スプーン、それぞれの柄の末端にラベル(名前)をつける(図4)。これならさわらずに取りたいものが判別できるので完璧だ!しかし取り上げるための手助けにはなるが、単体で見るとあまり格好の良いものではない…。取り上げたときにラベルが消え、容器に入っているときはラベルが現れる、そんな魔法のようなものがあればいいのだが。
容器を区分けし、区分けごとにラベルをつける(図5)。ラベルの場所は、例えば容器内側の最上部など。これならば容器の外観デザインはそのままに、選択者に適切な情報を与えられる。ただし斜め上から見る関係で、手前内側が死角になってしまう。が、例えば見えているのがフォークならば残りはナイフかスプーンと、予測できることにより、クジの確率は最初の33.3%から50%に倍増。二種類見えていれば、さらに倍増して100%だ。
ひとつ気をつけないといけないことは、お店のスタッフが入れ間違えないこと。これを間違えると、情報がない以上にストレスを与えてしまうかもしれませんからね。
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図1: すぐわかるのは箸だけ

図2: 先を上にして入れてみる

図3: 一部を透明にしてみる

図4: ラベルをつけてみる

図5: 容器のほうにラベルをつけてみる

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