これはホームレスを卒業論文のテーマに選んだわたしの卒業論文提出までの記録です。卒業論文の締め切りは2000年1月10日。さて、無事に書き上げて卒業できるでしょうかでしょうか。
わたしの卒論は「将来こ〜んなに東京にはホームレスが増えちゃうかもしれませんよ」ということを書こうと考えています。日本のホームレスの大部分が、中高年の失業した日雇労働者と疾病や障害を抱えて思うように働けない人たちです。ホームレスが自由気ままなんてウソです。この社会で自由を得るには、健康と若さ、そして能力が必要なのですから。
今、取り組んでいるのが東京23区の町丁目ごとの失業率をエクセルで打ち込む作業です。その数およそ3000。ちょっとくらくらするような数です。その作業をえいっと片付けた後、そのデータをマップインフォというソフトを使って、23区の地図の上に落します。そうすると町丁目ごとに色がついて、○○町△丁目の失業率が高いとか、この地域は停滞ムードということが一目瞭然になります。このデータも卒論の片隅を飾るでしょうが、実は大物データを釣り上げるための餌なのです。目当ては、行政の持っている外部秘とかのマークがついているようなデータです。そのために近日中にこれを片付けないと次のステップに進めません。
次のステップは研究室で作成したこうしたデータを携えて行政相手のお願い攻勢をかけることです。△△の研究のために、お宅の持っている◎◎のデータをいただきたいんです〜。××区は協力してくれるそうなんですよ。ほら、こんな風にデータを加工しますから、お宅にとっても絶対お得な話だと思いますよ〜、ええ、ええ出しにくいのはわかります。でもそこをなんとかお願いしますよ。という具合です。まったくもって辛そうな仕事です。次回はその報告になるでしょう。